冷熱機械

冷熱機械とは

冷熱カンパニーでは、ビル・公共施設や工場の冷暖房、生産工程における冷却・加熱用に欠かせない冷凍機、冷却塔などの熱源機器と、サービス＆サポートをお届けしています。

熱源システムを構成する冷凍機、冷却塔をはじめ、荏原グループの持つ豊富な製品・技術力でお客様の運用状況に最適なソリューションを提案し、製品の製造・販売・メンテナンスまでトータルで支援します。

機器メーカならではのきめ細やかさで、予防保全や遠隔監視などのメンテナンスメニュー提案を可能にし、機器性能・機能を長期にわたって維持管理します。

また、環境負荷低減機器の開発を継続推進し、冷熱設備環境の最適化によるライフサイクルコスト削減や省エネルギー、CO2削減に努め、地球温暖化抑制に貢献していきます。

電気をエネルギーとする圧縮機により冷媒の蒸発を促し、水を冷却する機器です。
地球温暖化係数の小さな冷媒が使われており、温暖化抑制に貢献します。高効率な特性を活かし主に中大容量域の工場プロセス冷却や空調用途に採用されます。

蒸気やガスを主エネルギーとし、排熱や余熱の有効利用も可能です。冷媒には水を用いており、冷温水の供給が可能な吸収冷温水機は空調用途、吸収冷凍機は蒸気を有効活用できる各種工場などに採用されます。

ターボ冷凍機と同様の冷凍サイクルで、スクリュー圧縮機を搭載した水冷式の冷凍機です。中容量域の空調から産業用途まで幅広く採用されます。
本製品は負荷容量に応じ連結可能で、搬入性・拡張性に優れています。

水の蒸発を利用して循環水を冷却する装置です。蒸発によって熱交換した熱を大気に開放するため、屋上など屋外に設置されることが一般的です。
冷凍機の付帯設備や、冷却塔単体で産業用途などに採用されます。

サッカーをはじめとするスポーツ競技やイベントなど、多様な目的に利用される、今、最もシンボリックな施設である国立競技場。その空調設備として、荏原のノンフロン高効率ターボ冷凍機が採用されています。
写真提供：大成建設株式会社

渋谷駅街区土地区画整理事業の一端を担い、旧東急東横線渋谷駅のホーム、線路跡地および周辺地区を再開発。ホテル・店舗・ホール・オフィスと多様な役割を持ち、その空調設備に当社のターボ冷凍機が採用されています。
写真提供：渋谷ストリーム

幅広く展開するAGCの事業の中で、化学品事業では、国内外の環境規制に対応した冷媒など多彩な製品を提供しています。千葉工場のプロセス冷却用に環境性に優れた荏原のノンフロンターボ冷凍機が採用されています。

天然ガスコージェネレーション活用で電力及び冷・温熱供給を行っています。海水温度差の利用や蓄熱、冷温水大温度差システムにより環境負荷低減と高効率を追求した設備に、荏原は吸収冷凍機と冷却塔で貢献しています。
写真提供：中部国際空港株式会社

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