環境カンパニーはプラント事業者として廃棄物処理施設の建設と運営に携わっています。運転管理を請け負っている施設は全国80ヵ所に上り、業界1、2位を争う施設数です。荏原グループの他のカンパニーが産業の高度化に貢献する一方、環境カンパニーは、人々の生活に欠かせない廃棄物の衛生処理を通じ地域の社会インフラの維持・高度化の役割を担っています。
いま、人類は「地球温暖化」という大きな課題に立ち向かっています。私たちは廃棄物処理のあり方を見直すこと、つまり、「すてるを変える。」ことがひとつの解決策になると考えます。人々の生活はごみを出し・処理し・廃棄することと切り離せません。私たちカンパニーの事業は人が地球上で生きていくことと環境負荷の少ない世界を両立させることとも言えます。
だからこそ、「廃棄」の先にある未来を変えていかなくてはなりません。2000年代初頭から、環境カンパニーではごみを「廃棄」せずに他材料へと資源化する「循環」のための技術開発を行ってきました。これまで取り組んできた「ごみから資源へ」の流れが、この数年で社会実装に向けた官民連携の動き、兆しが見えてきています。
廃棄物処理の高度化と資源化を両立させる事で、綺麗な水と空気・青い空・森の緑を守り、人々が資源を奪い合う世界を変えることができるかもしれません。そのチャレンジを私たちは続けていきます。