肥料プラント向け
高圧アンモニアポンプ(インド)

人口世界一のインドの食料生産を支える、肥料プラントに特殊ポンプを納入

現在、世界の人口は80億人を突破し、今も増加し続けています。そして人間が生きるために欠かせないのが食料であり、その食料の安定生産に欠かすことができないのが化学肥料です。そうした背景から需要が増加し続ける肥料を生産する巨大プラントで活躍する特殊なポンプがあります。
このプロジェクトは、インドの肥料プラント向けのポンプを納入した事例で、当社のポンプの高い信頼性やメンテナンス性が評価され採用されました。肥料プラントでは毒性が強く揮発性の高いアンモニアが主な原料となるため、ポンプが重要な役割を担い、高い安全性能と特殊な構造が要求されます。いくつもの羽根車を直列に並べ圧力を高める多段、汲み上げる力の強い高揚程、高回転数を実装し、当社の高度な製造技術を結集させたポンプです。
荏原は、1969年から肥料プラント用高圧ポンプの開発に取り組み、肥料製造プラントの心臓部である高圧アンモニアポンプでは、世界シェア100%を誇っています。今も世界中で400台近くのポンプが肥料製造に活躍し、世界の人々の暮らしを支えています。