古川浩二(組立技術)/袖ケ浦

担当している業務について
コンプレッサやタービンの組立・試験を行っています。加工が終わった製品を自らの手で組み立て、試験を実施しお客さまに届ける。新しい製品を作る際はいつも怖さもありますが、試験がうまくいき、お客さまの要望を満たしたときの達成感は本当に大きいです。
ものづくりの現場で昔と変わった点、進化した点
私の入社当時は、ひとつの機械をすべて管理する製番担当として、耐圧から組立、試験、出荷準備、さらには製品を使う現地で据付指導や試運転まで、一貫で関わっていました。今は分業化が進んでいますね。VRやオンラインツールを使って現場と遠隔でつなぎ、作業を行うことも増えてきました。
これからやりたいことや、若い人たちへのメッセージ
自動化をはじめ、最新技術の導入が工場で進んでいますが、その中でも現場の人間が技能や知識を身につけることが重要。若い人には技能検定を受けてほしいですね。技能検定は、自分で工程を決めてモノを作る必要があり、そこにはものづくりのノウハウが集約されています。そういったノウハウを培った上で最新技術に触れないと、良い製品はできないと思います。