渡邉和則(加工技術)/富津

担当している業務について
カスタムポンプ部品の機械加工を担当しています。大型インペラや高圧ポンプの主軸等を加工するほか、鋳物で使用する木型を製造。部品が大型になるため、機械も大型です。心がけているのは、事故・災害の未然防止、精度の良い工程管理技術(納期厳守、可能な限りたくさん生産する)、加工品質、加工する技能・ノウハウの維持、工作機械の保全です。
ものづくりの現場で昔と変わった点、進化した点
デジタルで工程管理のファイルを共有かつ共同作業できるようになり、短時間で人の負担も少なく、小日程で計画できるようになりました。また、加工工程の順番である「工順」について、紙で引き継がれてきた資料と暗黙知のルールを電子データ化して、自動で選べるようにしています。
これからやりたいことや、若い人たちへのメッセージ
生産性が高い生産方式は1つのパッケージにできると思っています。生産性を上げるのが最重要目的で、そのために事故・災害が起きないようにする、加工不良を出さないようにする、品質のよい作業や精度の高い生産シミュレーションを行う、高精度な小日程計画を実現する。このPDCAを1つのパッケージにしたい。それには、IT技術やそれを使える人材が必要になるでしょう。